そしてそれとともに、去年の10月以降にMac本体を購入した場合は無償でついてくる標準添付ソフトとなった。
さて、このバージョン5.0。
メジャーアップデートということで、機能的に色々向上している…ことを期待するところだけど、実はこのアップデートの目玉は、Mac版とiOS(iPhoneとかiPadとか)版で、iCloudを通じて同じ書類を作成編集できるようになった、というところにある。
(MacのPagesで書類を途中まで作成し、iCloudに保存しておけば、外出先でもiPhoneのPagesで同じ書類を続けて作成できる、というもの。もちろん、iPhoneでの変更は自動でMacで作ってた書類にも反映される)
それはそれで面白い機能だけど、結局そのためMac版は、iOS版のPagesと互換性を確保する為か、逆に機能が色々削減されてしまう結果となっている。
普段そんなに高度な機能はつかっていない、うちの事務所でも困ったのが差し込み印刷ができなくなったこと。そして新規書類作成時にページレイアウト書類が選べなくなったことだ。
しかし、ページレイアウトについては解決策が見つかった。
気づかずにいる人もいると思うので情報共有しておこう。
まず、普通に(ページレイアウトではない)ワープロ書類を新規作成する。
その後、「ファイル」メニューに「ページレイアウトに変換」があるので、これを選択する。

すると、こんなことを言われるが、「変換」ボタンを押そう。

すると、使い慣れたページレイアウト書類が作れる。
ダイアログにも出てる通り、本文に既に書いてある内容(上の写真では『あああああ』という文字列」)は消えてしまうので気をつけて。
なんでページレイアウトはこんなメニューに押し込められてしまったのだろう。
将来的に無くなるのかな?なんて想像させる仕様変更だ。