2007年01月10日

基調講演の結果

各種メディアでも既に報じられているところであるが、つい6時間ほど前に行われたアップル社長のSteve Jobsによる基調講演においていくつかの新製品が発表された。

列挙すると、iPhoneApple TV新しいAirMac Extremeの3つとなる。一般的にはiPhoneの方が大きな話題になるのだろうが、私的に注目度が高いのがApple TV(以前はiTVと仮称されていた)だ。

Apple TVは、いわゆるネットワークメディアプレーヤーだ。この手の製品はわりと昔から細々と売られてはいたがあまりヒットはしていない。それでもマニアの間では楽しめる機械として普及している。
日本では、Syabas系と通称される、HTTPとHTMLでメニュー画面を表示したりストリーミングをしたりするタイプのメディアプレーヤーが有名だ。たとえば、IODataのLinkPlayerシリーズとか、BuffaloのLinkTheaterシリーズなど。

screen20070110-1.png
で、これらとAppleTVはどのあたりが異なるのか。
まず第一にあげられるのは、Appleらしいインターフェイスの洗練度だ。
こちらでもみてもらうとわかるだろうが、おおむねFrontRowのインターフェイスを基にしているらしい。スムーズな画面切り替えと美しい文字表示は、Syabas系プレーヤーにはなかったものだ。

あと、私的になるほど〜と思ったのが、AppleTVに40GBのハードディスクを内蔵している点。
Syabas系プレーヤーにはHDDが入っておらず、動画を再生するためにはデータの送信元となるパソコンが常に起動している必要がある。私もSyabas系プレーヤーを使っていて、まあそんなものかと気にもしていなかったのだが、面倒に思うこともあるだろう。
一方、AppleTVでは内蔵のハードディスクに動画ファイルをコピーすることができ(というか、iTunes上でiPodに曲を入れるようにドラッグ&ドロップでプレイリストを作り、それをAppleTVと同期させる)、この中に入っているファイルを再生する限りはパソコンを起動していなくてもいい。リビングでパソコンのことを気にせずに気軽に動画を楽しむための合理的な機能だと思う。
また、いままでのメディアプレーヤーと同じようにパソコンを立ち上げておいてストリーミングで直接動画ファイルを送ることもできるそうだから、使用できる方法の幅が広がったといえるだろう。

ワイドテレビが必要とされている点は私的にはマイナス(薄型TVをもってないので)だけど、これはまあ時代だからやむを得ないか。
あと、再生可能ファイルの種類がVideo iPodに準ずるH.264とMPEG-4のみに限られるところもマイナス。すくなくともMac単体でTV放送→AppleTVで再生可能なファイルにハードウェアで変換できるような方法はないことになる。
(もっとも、最近のMac用TVチューナーにはほどんど、ハードウェアでのDVやMPEG2録画→ソフトウェアでH264等への変換、を自動でやってくれる機能がついているので、変換に少々時間がかかることを除けば気にならないのかもしれない。なお、WindowsにはH.264で直接録画できるチューナーが存在する。これとか)

今までSyabas系プレーヤーを使ってきて、それで再生するためのファイル資産が蓄積されている私のような状況の人からすれば、Divx+aviあたりには対応してほしかったな〜と思うところ。まあ、MacBookProなら動画変換も速いからもう一回変換しなおしてもいいんだけど。

iPhoneについてはまた後日。
posted by 木谷慎一郎 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Macintosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月06日

あけましておめでとうございます

ここでは今年もMac関連のブログとして突っ走っていくのでよろしく(笑)

さて、そろそろ今年のMacWorld Expoが始まる。
MacWorldExpoとは、毎年1月に開催されるMacの祭り(博覧会?)で、今年は1月9日(アメリカで開催されるので現地時間)に行われる。

もちろん注目は、Expoの開催初日に行われる基調講演だ。この基調講演では毎年、Apple関連の業績発表や新製品の発表等が行われる。そのせいで、世界中のMacファンがこの講演のインターネット中継を見ながらわいわい話し合っている。(ここ最近はネット中継されていなかったので、現地で聞いている人がチャットで中継したりしてた)

今年は、どんな製品が発表されるのか。
下馬評どおり、写真・音楽・ムービーを楽しんだり作ったりできるiLife'07、ワープロやプレゼン等ができるiWork'07あたり、あと、今年前半に発売されることになっているMacOSX 10.5(Leopard)の詳細について発表される。そして、MacやPCとテレビをつなぐネットワークメディアプレーヤーといわれている「iTV」、このあたりは間違いないだろう。

あと、噂としてはアップル製携帯電話端末「iPhone」、タッチパネルのワイドスクリーンを搭載した次世代のiPodやタッチパネルのついたタブレットMac、なんていう話もある。
実際のところ、今までの例からしてもほとんどの噂はガセで、もしかしたらiPhoneがでるかな〜という感じだがキャリアが端末を支配している状況の日本では発売されることはないからあまり期待してない。

日本時間では10日の深夜2時に基調講演がはじまる。ネット中継やチャットでの中継の具体的な予定は知らないが、期待したい。
posted by 木谷慎一郎 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Macintosh | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする